環境 新規
来ていただいて有難うございます。
私は、審査員をしています。新規格での審査もしています。ISOには1996年ぐらいからかかわり始めました。建築会社で、管理責任者をしました。コンサルも数十社さしていただきました。審査員は、原則マニュアルについて、コンサルはできません。少し分厚くても薄くしなさいとは言えません。マニュアルは、既存の書類で、対応できるように書かれることが一番と思います。ただ、マネジメントレビュー、内部監査、教育、購買先、測定器、分析等の書類はいります。環境では、法律、環境評価、緊急事態の記録がいります。最低限の記録で審査員に臨むことが、一番大事かなと思います。ずいぶん前ですが、熊本の審査先で、審査終了後、社長とコヒーを飲みました。社長から「ISOは何もならない」と言われました。それ以来ISOが役に立つものにならないかと悩んでいます。経審で点数がつく、メーカーからの取得要請のメリットはあります。それ以上に会社の役に立つことがないかいつも考えています。
今度の改定ではリスクと機会、会社の課題、利害関係者が特に新しくなったようです。下記に例を書いています。参考にしてください。当分は審査が落ち着くまで時間がかかると思います。リーダーシップについて、報告書を書いています。なかなか書きにくいです。リーダーシップを実証しろとのことです。答える側も難しいと思います。私も、レポートが大変書きにくいです。また、外部提供者の処が、わかりにくいです。購買先と外注先を含んでいます。私は宮崎県の都城市に住んでいます。熊本地震では、当地も揺れました。今、身体を壊して(透析)、審査を近県でしています。前は東京で審査もさしていただきました。たまに審査先で会社の都合でISOを辞められる会社があります。その時が一番寂しい思いをします。今後もよい審査をさしていただくのが、私の希望です。マニュアルを販売しています。審査員として、指摘の少ないように作成しています。ぜひお問い合わせください。今後もISOをよろしくお願いします。
17年4月 前原志
リスクと機会
建設
リスク 現場事故
機会 現場ボランティア活動
土木
リスク 現場事故
機会 現場ボランティア活動
電気
リスク 電気漏電・接触事故
機会 ボランティア活動
精密
リスク 工場事故
機会 ボランティア活動
会社の課題
売り上げ
技術
資格
電気削減
ごみの削減
顧客評価
社員の健康
利害関係者
社員
顧客
購買先
外注先
下請け
現場地域住民
会社地域住民
新規格の準備について相談さしていただいています。
当社は既存のマニュアルを取り入れて、作成します。
作成に1週間かかります。
会社名・担当者様・電話番号をメールでお知らせください。折り返しご返事さしていただきます。 担当は 審査員 前原志です。
※新規格で審査しています。報告書が大変難しくなっています。マニュアルに答えられる文章があるほうが審査員も助かります。
当社のマニュアル改訂の流れ
既存のマニュアルをお送りいただきます。
記録の名前を合わせます。
記録様式は既存のを修正します
修正が必要なものは
1、マネジメントレビュー議事録
2、内部監査チェックリスト
3、分析報告書
追加で必要な様式
1、リスク運用表
あったほうが審査で対応しやすい様式
1、変更表
マニュアルは全面改定になりますが、内容は7割既存のを使用できます。
なるべく既存の文章を埋め込みます。
特に変わったもの
1、課題について
2、利害関係者
3、リスク及び機会について
プロセス関連図
プロセス責任表
※内部監査員養成コース (通信) も行っています。8.2.3.2 組織は、該当する場合には、必ず、次の事項に関する文書化した情報を保持しなければなら ない。 a) レビューの結果 b) 製品及びサービスに関する新たな要求事項
8.2.4 製品及びサービスに関する要求事項の変更
製品及びサービスに関する要求事項が変更されたときには、組織は、関連する文書化した情報を変更
することを確実にしなければならない。また、変更後の要求事項が、関連する人々に理解されていること を確実にしなければならない。
8.3 製品及びサービスの設計・開発 8.3.1 一般
組織は、以降の製品及びサービスの提供を確実にするために適切な設計・開発プロセスを確立し、実 施し、維持しなければならない。
8.3.2 設計・開発の計画 設計・開発の段階及び管理を決定するに当たって、組織は、次の事項を考慮しなければならない。 a) 設計・開発活動の性質、期間及び複雑さ b) 要求されるプロセス段階。これには適用される設計・開発のレビューを含む。 c) 要求される、設計・開発の検証及び妥当性確認活動 d) 設計・開発プロセスに関する責任及び権限 e) 製品及びサービスの設計・開発のための内部資源及び外部資源の必要性
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ISO 9001:2015 規格要求事項
f) 設計・開発プロセスに関与する人々の間のインターフェースの管理の必要性 g) 設計・開発プロセスへの顧客及びユーザの参画の必要性 h) 以降の製品及びサービスの提供に関する要求事項 i) 顧客及びその他の密接に関連する利害関係者によって期待される、設計・開発プロセスの管理レベ ル j) 設計・開発の要求事項を満たしていることを実証するために必要な文書化した情報
8.3.3 設計・開発へのインプット
組織は、設計・開発する特定の種類の製品及びサービスに不可欠な要求事項を明確にしなければなら ない。組織は、次の事項を考慮しなければならない。 a) 機能及びパフォーマンスに関する要求事項 b) 以前の類似の設計・開発活動から得られた情報 c) 法令・規制要求事項 d) 組織が実施することをコミットメントしている、標準又は規範 (codes of practice) e) 製品及びサービスの性質に起因する失敗により起こり得る結果
インプットは、設計・開発の目的に対して適切で、漏れがなく、曖昧でないものでなければならない。 設計・開発へのインプット間の相反は、解決しなければならない。 組織は、設計・開発へのインプットに関する文書化した情報を保持しなければならない。
8.3.4 設計・開発の管理 組織は、次の事項を確実にするために、設計・開発プロセスを管理しなければならない。 a) 達成すべき結果を定める。 b) 設計・開発の結果の、要求事項を満たす能力を評価するために、レビューを行う。 c) 設計・開発からのアウトプットが、インプットの要求事項を満たすことを確実にするために、検証活動 を行う。 d) 結果として得られる製品及びサービスが、指定された用途又は意図された用途に応じた要求事項を 満たすことを確実にするために、妥当性確認活動を行う。 e) レビュー、又は検証及び妥当性確認の活動中に明確になった問題に対して必要な処置をとる。 f) これらの活動についての文書化した情報を保持する。
注記 設計・開発のレビュー、検証及び妥当性確認は、異なる目的をもつ。これらは、組織の製品及び サービスに応じた適切な形で、個別に又は組み合わせて行うことができる。
8.3.5 設計・開発からのアウトプット 組織は、設計・開発からのアウトプットが、次のとおりであることを確実にしなければならない。 a) インプットで与えられた要求事項を満たす。 b) 製品及びサービスの提供に関する以降のプロセスに対して適切である。
品質(ひんしつ、クオリティ= Quality)は、工場で生産された製品や、サービス業が提供するサービスの有する特性、もしくは属性をいう。