環境リスク
リスク及び機会について
審査員 質問「御社のリスク及び機会はどのようなことでしょうか。」
会社「リスクは、現場の事故です。機会は会社の前の道路の清掃です」
審査員 「リスク及び機会の運用はされていますでしょうか」
会社「リスク運用表を作って運用しています。これです」
審査員「責任者、期間 、資材等確認しました。」
審査の折にこのような質問があるかもしれません
機会は有益なことですが、「ありません」と答えられると、審査員はレポートに記入できなくなるため、「会社の前の道路の清掃です」言っていただけると助かります。
オーサスみたいに、リスク評価表もいりません。
お答えしただければ、良いことになります。
来ていただいて有難うございます。
新規格の準備について相談さしていただいています。
当社は既存のマニュアルを取り入れて、作成します。
作成に1週間かかります。
会社名・担当者様・電話番号をメールでお知らせください。折り返しご返事さしていただきます。 担当は 審査員 前原志です。
※新規格で審査しています。報告書が大変難しくなっています。マニュアルに答えられる文章があるほうが審査員も助かります。
当社のマニュアル改訂の流れ
既存のマニュアルをお送りいただきます。
記録の名前を合わせます。
記録様式は既存のを修正します
修正が必要なものは
1、マネジメントレビュー議事録
2、内部監査チェックリスト
3、分析報告書
追加で必要な様式
1、リスク運用表
あったほうが審査で対応しやすい様式
1、変更表
マニュアルは全面改定になりますが、内容は7割既存のを使用できます。
なるべく既存の文章を埋め込みます。
特に変わったもの
1、課題について
2、利害関係者
3、リスク及び機会について
プロセス関連図
プロセス責任表
※内部監査員養成コース (通信) も行っています。来ていただいて有難うございます。
ISOの効果的運用
○毎年社員一人一人の目標の設定(資格の取得等)
○社員年収 400から500万になるように努力する(社員に給与目標宣言)
○整理整頓を社員全員で行う
○会社の前の道路清掃を月1回行う。
○創意工夫を行う。業務の改善を行う。
○ホームページで営業する。
○工場は5Sを推進する。
○内部監査は、安全パトロールを充実する。
○発注先から、表彰状を頂けるように努力する。
○メーカーの審査を優先的に書類をそろえる(メーカーと取引がある場合)
○ISOの書類は少なくする。
○社員、顧客、地域、社員の家族の皆様に喜んでいただけるように努力する。
○顧客に喜ばれる仕事をする。
少しISOと離れていますが、ぜひ参考にしてください
有難うございました。 審査員 前原志
ISO マニュアル 環境 品質 の アイソです。7.2 力量 組織は、次の事項を行わなければならない。 a) 組織の環境パフォーマンスに影響を与える業務、及び順守義務を満たす組織の能力に影響を与え る業務を組織の管理下で行う人(又は人々)に必要な力量を決定する。 b) 適切な教育、訓練又は経験に基づいて、それらの人々が力量を備えていることを確実にする。 c) 組織の環境側面及び環境マネジメントシステムに関する教育訓練のニーズを決定する。 d) 該当する場合には、必ず、必要な力量を身に付けるための処置をとり、とった処置の有効性を評価 する。
注記 適用される処置には、例えば、現在雇用している人々に対する、教育訓練の提供、指導の実施、
配置転換の実施などがあり、また、力量を備えた人々の雇用、そうした人々との契約締結などもあり得 る。 組織は、力量の証拠として、適切な文書化した情報を保持しなければならない。
6
ISO 14001:2015 規格要求事項
7.3 認識 組織は、組織の管理下で働く人々が次の事項に関して認識をもつことを確実にしなければならない。 a) 環境方針 b) 自分の業務に関係する著しい環境側面及びそれらに伴う顕在する又は潜在的な環境影響 c) 環境パフォーマンスの向上によって得られる便益を含む、環境マネジメントシステムの有効性に対す る自らの貢献 d) 組織の順守義務を満たさないことを含む、環境マネジメントシステム要求事項に適合しないことの意 味
7.4 コミュニケーション 7.4.1 一般
組織は、次の事項を含む、環境マネジメントシステムに関連する内部及び外部のコミュニケーションに必 要なプロセスを確立し、実施し、維持しなければならない。 a) コミュニケーションの内容 b) コミュニケーションの実施時期 c) コミュニケーションの対象者 d) コミュニケーションの方法 コミュニケーションプロセスを確立するとき、組織は、次の事項を行わなければならない。 - 順守義務を考慮に入れる。 - 伝達される環境情報が、環境マネジメントシステムにおいて作成される情報と整合し、信頼性がある ことを確実にする。 組織は、環境マネジメントシステムについての関連するコミュニケーションに対応しなければならない。 組織は、必要に応じて、コミュニケーションの証拠として、文書化した情報を保持しなければならない。
7.4.2 内部コミュニケーション 組織は、次の事項を行わなければならない。 a) 必要に応じて、環境マネジメントシステムの変更を含め、環境マネジメントシステムに関連する情報 について、組織の種々の階層及び機能間で内部コミュニケーションを行う。 b) コミュニケーションプロセスが、組織の管理下で働く人々の継続的改善への寄与を可能にすることを 確実にする。
7.4.3 外部コミュニケーション
組織は、コミュニケーションプロセスによって確立したとおりに、かつ、順守義務による要求に従って、環 境マネジメントシステムに関連する情報について外部コミュニケーションを行わなければならない。
7.5 文書化した情報 7.5.1 一般 組織の環境マネジメントシステムは、次の事項を含まなければならない。
7
ISO 14001:2015 規格要求事項
a) この国際規格が要求する文書化した情報 b) 環境マネジメントシステムの有効性のために必要であると組織が決定した、文書化した情報
注記 環境マネジメントシステムのための文書化した情報の程度は、次のような理由によっ
国際規格を支える仕組みとしては、メートル条約に基づく国際単位系(SI)と、国家計量標準の同等性の承認及び校正証明書を相互に承認する仕組みがある。相互承認は、「計測及び計量標準の分野における協力に関する日本国通商産業省工業技術院(AIST)とアメリカ合衆国商務省国立標準技術研究所(NIST)との間の実施取決め」 のように二国間での取り決めがある。またWTO/TBT協定は、規制・規格が各国で異なると、産品の国際貿易の技術的障害(Technical Barriers to Trade)を、できるだけなくそうとするために国際規格を尊重することを規定している。この2つの国際的な取り決めが、国際標準化機構の存在根拠となっている。
国際標準化機構という名称を略称で表そうとしたとき、言語によって異なる略称になる(英語ではIOS、フランス語ではOINなど)。そこでギリシア語のイソス(isos均等、均質)にちなみ、言語や地域によらない短縮名としてISOを選んだ。どういう読みをするかは、各言語で自由であり、ここで言う短縮名と「かしら文字語 (acronym)」を混同して、アイソ、アイエスオーと読む習慣がある。
やさしいISOマニュアル ISO審査SAI宮崎 iso17025 わかる経営事項審査