ISO文書管理向けで重視される機能の1つに「ワークフロー」があります。ワークフローとは申請から承認までのステップを電子化し、効率化する機能です。ワークフロー専門のツールもありますが、ISO文書管理を前提とする文書管理システムにはほぼワークフロー機能が用意されています。
ISOはマニュアルなどの文書作成後、その管理責任者等の承認を経て、配布されることになります。作成後の更新でも、ISOに準拠した改定であるかどうかの承認が必要になります。これら厳格な承認ステップの統制にワークフロー機能が利用されています。iso45001 マニュアル サンプル 労働安全衛生
文書管理システムには、文書の作成や更新に適したテンプレートが添付されていることが多くありますので、確認しておきましょう。また、フロー手順の定義や変更が柔軟に行えるかどうかも重要となります。
ISOの文書管理には作成、公開、閲覧(検索)、更新、廃棄に及ぶライフサイクル全般の管理が求められます。これに対応する文書管理システムの機能が「ライフサイクル管理」です。
ISO文書は厳重な管理が求められます。そのためのセキュリティ機能が用意されています。セキュリティは他の専用ツールと組み合わせて強化することもできます。
内部監査や外部監査において、ルールどおりにISO文書管理が実施されているかどうかのレポート提出が求められる場合があります。
文書管理システムには作業履歴(ログ)を残す機能があり、いつ、誰が、どのような操作をしたのかが記録されています。これらを集計したりグラフ化したりして、監査資料とすることができます。
ISO文書管理では、専門的な機能も含めさまざま機能が求められます。自社で必要とする機能を一覧にして、製品を比較しましょう。それに価格やサポート体制、販売実績などを加味して、製品を絞り込んでいくことをお勧めします。
iso45001 マニュアル サンプル 労働安全衛生
〒885-0112
宮崎県都城市乙房町1690-10
担当 前原